昭和27年、徳島県西部の山間地域である旧三好町で藤川土建は創業しました。以来、徳島県及び旧三好町の道路・河川・砂防・法面等の公共工事に携わりながら、地域のインフラ整備を支えてきました。またこの地域は急峻な斜面が多いことから異常な自然現象で被災した道路・河川等を迅速かつ確実に復旧させる災害復旧工事等も担い、地域と共に歴史を紡いできました。
そして全国で平成の大合併を号令に市町村合併が相次ぐ中、旧三好町と旧三加茂町が平成16年に合併したことから当社の本社所在地が現在の東みよし町となりました。近年、徳島高速道路最大のＳＡである吉野川ハイウェイオアシスができる等、大型商業施設や飲食店も多いことから近隣市町村からの来客も多く、徳島県西部の商業では最も活気のある地域となっています。
令和4年、創業70周年を迎えた3月に徳島県最大手の姫野組のグループ会社となり新経営体制へと移行しました。これからは、多種多様な人材が集まりお互いに尊重しあいながら、誰もが自分らしく活躍できる職場環境を整備することで働く意欲そしてやりがいを高め、従業員のパフォーマンス向上と顧客満足度の向上を実現していきます。さらに姫野組140年と、当社70年の歴史と技術力によるシナジー効果を最大限に発揮させ事業領域を拡大させると共に、業務効率化・生産性向上・人材育成での連携を図り経営基盤を強化することで、永続的に成長できる企業を目指します。
今後も地域と共存する企業として、従業員とその家族、協力会社を大切にしながら、社会インフラの進歩発展に貢献し続けていきます。

取締役社長

冨士枝　正